イエローナイフは、オーロラベルトの真下に位置していることから世界で最もオーロラが見れる場所として有名です。オーロラベルトとは、オーロラのきらめく緑色の光が最も輝く地球の極域を周回しています。オーロラは別名ノーザンライツとも呼ばれ、太陽からの太陽フレアが地球の 磁場と反応して発生する自然現象です。オーロラの光は地球の大気圏上空、100~500キロメートルの上空にあるにもかかわらず、手を伸ばせば触れることができるように感じるお客様も多くいらっしゃいます。
イエローナイフで発生するオーロラは壮観で、澄み切った夜とあいまって、世界最高のオーロラ観測地と言われております。市内の人工的な光から遠く離れた私たちのオーロラ観賞地は隠れ家的なキャビンで、夜空をドラマチックに脈打つ壮大なオーロラをお楽しみいただけます。太陽活動が活発な時、オーロラが空で美しく踊り出します。そんな奇跡と出会えたら、大自然の凍った湖の上や丘の上に出て、忘れられない光景をお楽しみください。
かつてイエローナイフでは生活手段として犬ぞりを使用し犬とともに暮らしてきました。当時は警察が犬ぞりでパトロールしたり、ハンティング に犬ぞりで出かけたり、犬ぞりでの家族旅行など、現在の車と同じ目的で雪が多い極寒の地で非常に重要な交通手段でした。
現在では、レース用にブリーディングされたアラスカンハスキーが主用となり、ここベックスケンネルでは約100頭のレース犬を飼育されており ます。3月にはカナダ全域から犬ぞり師たちが集まる最大規模の犬ぞりレース「Canadian Championship Dog Derby」がイエローナイフで開催されます。
探検隊が到達した頃、この地に住む先住民(ドグリブ語族)は黄銅製の刃物を使っていたことにより、イエローナイフと呼ばれるようになりました 。面積は日本の約4倍(105.22km²)とですが、人口は約2万人弱となっております。なぜそのような人口の割り合いになっているかと言うとツンドラ地帯、永久凍土など北極圏内に国土の多くあるためです。人の住めない場所が多く、人口密度はかなり少なくなっております。(3.2人/km²)。そのため、手付かずの自然がそのまま残り、沢山の野生動物や植物にも出会うことができます。
鉱業が産業の主となっており、世界シェア10位に入る鉱物が17種(金属資源、天然ガス、石炭原油)ございます。カナダの人からも「ものすごい 僻地」と思われているのが、ここイエローナイフ・ノースウェスト準州となります。
街は3つのエリアに別れております。中心がみなさまご滞在のダウンタウン、イエローナイフ発祥の地オールドタウン、住宅街のニュータウンがございます。おすすめのお土産やレストランなど詳しくは現地でガイドからご説明させていただきます。